(03)「CMCプロジェクト~駐日大使館との国際交流」
1.プログラムの概要
CMC(“Children meet countries”の略)プロジェクトは、子どもたちが様々な国と出会うプロジェクトです。各国の駐日大使館の外交官(時に大使が来校)をお招きして、その国や地域の概要や文化を紹介していただくだけでなく、直接外交官と触れ合ったり、物産などを手に取ったり、またその国のゲームや伝統衣装の体験など、直接のふれあいや体験をとおして、子どもたちが多様な世界を学び、世界に関心をもってもらえるプログラムです。
世界を知ることが平和につながります。知らなかった国を直接外交官から学べる魅力的なプログラムです。
CMCご案内(PDF)
2.プログラムのねらい
- 駐日大使館の外交官(時に大使)が学校を訪れて国際交流
CMCへの参加実績国・参加表明国は90以上、知らない世界を直接外交官から教えてもらいます - 対話や体験型イベント
CMCプロジェクトは単にお話を聞くだけでなく、対話や体験を重視しています。子どもたちが、直接交流して、体験できる楽しい内容となっています。 - 子供たちからのプレゼン
交流を軸とするため、子供たちからのお返しの時間があります。一方通行にならない交流として学校の特色や日本の紹介、子供たちからのお礼のプレゼンなど、子供たちの時間を設けています。 - 各学年に応じた内容の工夫と探求学習等への利用
CMCと大使館が協力して、参加する子供たちの年齢に合わせた内容を工夫しています。学校の国際理解、SDG's(平和、国際協調、多様性)の各教育の補助プログラムとして、また探求学習としてご利用いただけます。 - CMCプロジェクトならではの特典
事後の学習として「提言シート」をご用意しています。これらから選抜された意見をまとめた提言集を翌年発行、各学校や掲載者へ配布されるだけでなく、アニュアルパーティに招待されるという特典があります。
なお、この提言集は日本にあるすべての駐日大使館と各機関、都内の教育委員会に配布されます。 - 調整から当日の進行までCMCにおまかせ
イベントの日程調整や大使館との打ち合わせ、運営はCMCが行い、先生方も一緒にイベントを楽しめます。
3.標準的な授業の流れ(2時限使用)
① 国や地域の紹介
② クイズ大会
③ 見学・直接ふれあいコーナー
④ アクティビティ(体験コーナー)
⑤ 子どもたちからの発表
⑥ 外交官からのメッセージ・記念撮影
4.実施要件
- 対象学年:幼稚園、小学校、中学校、高校
- 所要時間:基本単位2コマ(応相談)
- 対応可能人数:原則学年単位(その他学校の事情により応相談)
- 想定講師について:駐日大使館(大使館がない場合などは友好協会や在住外国人)
- 学校側で準備が必要な設備・機材:プロジェクタ―、スクリーン、マイク
- 経費:委託料として5万円(島しょについては実費別途)
※スポンサーからの寄付や拠出などが可能な場合もありますので費用についてはご相談ください。 - 土曜授業:応相談
5.参考
- 後援・助成:2022~2024 外務省後援
2015~2024 東京都教育委員会後援
2018年から2024年まで各単年度で『東京都在住外国人支援事業助成対象事業』 - 実績:2024年度までに249校、子ども達28,141人が参加
- その他:東京都教育委員会2022年『子供を笑顔にするプロジェクト』、2023年~『笑顔と学びの体験活動プロジェクト』へ「CMCワールドプログラム」提供
6.申し込みについて
国際交流プログラムへの申込をされる学校は、各プログラムの専用申込用紙(Excelファイル)をダウンロード頂き、必要事項を記入の上、下記のメールアドレスへEメール添付にてお申し込みください。(電話、ファクシミリでの申込は受付けておりません)
問い合わせ:「東京都国際交流コンシェルジュ事務局」
TEL:03-6685-9690(平日9時-17時) FAX:03-6685-9566
・申込書受付専用メールアドレス
E-mail : tiec-edu@or.knt.co.jp
7.FAQ
『実施前にお打ち合わせをさせていただきますので、詳細などのお問い合わせやご要望等を丁寧にヒアリングいたします。』
Q:国際交流プログラムの内容について、更に詳しく知りたい
A:国際交流プログラムの内容詳細については事務局より各団体へヒアリングを行っております。 詳細についての説明を希望される際は、コーディネート事務局までお問合せください。
Q:学校の事情に合わせて実施内容を一部変更することはできますか?
A:実施内容は、各団体・機関が提供するプログラムの標準例を示しています。 実施内容の多くは、学校の事情に合わせて調整可能な部分もありますので、まずはコーディネート事務局へお問合せください。 学校種や学年、取組の方針など個別の事情に応じてコーディネート事務局が学校とともに団体・機関との調整を行い、細部を決定していきます。
Q:講師謝金など、費用の支出に関する規定を確認したい
A:講師に対する謝金・交通費の支払いや、授業の実施に係る材料費等の費用の支出については、学校側での負担となります。 申込にあたっては、各校の設置者が定める支出規定を必ず確認の上、お申し込みください。