(14)NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会
(講師派遣)JICAシニア海外ボランティア経験者による国際理解講座

NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会

1.プログラムの概要

各国の紹介を会員(JICAシニア海外ボランティア経験者)自身の体験に基づいて行います。言葉での説明よりも、現地で撮ってきた写真を数多く紹介しながら、驚きや感動を臨場感を込めて伝えます。又、現地の方等との触れ合いの中で感じたことや学んだことを通して、多様性や共生社会の大切さも訴えます。さらに、質疑応答の時間を多く取ることで、その国への関心が高まるようにします。

2.プログラムのねらい

当会会員の発展途上国での体験を基に、ボランティアマインドの大切さを訴えます。その中で必ずしも日本の考え、やり方にこだわらず、国際社会の多様性とそこで共生することの意義を理解してもらいます。そして児童・生徒が将来、国際社会で生き抜くための知恵と勇気を学ぶ機会とします。

3.標準的な授業の流れ

基本的に以下の流れを想定しています。

①導入
挨拶を通して、その国に親しみを感じるようにします。

②展開(1)
会員による赴任国の紹介を行い、体験を通してその国への理解が深まるようにします。

③展開(2)
児童・生徒からの質問の時間を十分取って、その国への関心が高まるようにします。

④まとめ
今日の話から、将来自分にも何か国際協力ができそうか話してもらったり、感想を伝えあったりします。


※授業の流れ、進め方は個々の会員により異なります。
 テーマなど詳細は学校の希望に基づき調整いたします。

4.実施要件

・対象:小学校、中学校、高等学校、特別支援学校(義務教育学校、中等教育学校は相当学年)

・所要時間:基本単位:1コマ(座学 45〜50分)

・対応可能人数:学級/学年/全校いずれでも可

・対応可能エリア:23区内 多摩地域 島しょ部(事前調整要)

・想定講師について:JICAシニア海外ボランティア経験者

・学校側で準備が必要な設備・機材:プロジェクター、スクリーン、PC(パワーポイント)、黒板、白板 ※人数が多い場合はマイク等の音響設備

・経費:
■ 謝金:要(7,000円/回)
■ 交通費:要(実費)
 ※島しょ部の場合別途、宿泊交通費がかかります

・土曜授業:可能

・備考:新宿区ならびに杉並区では、数年前から同様の出前授業を区教育委員会よりの委託事業で実施しております。両区立学校は、区教育委員会へお問い合わせください。国の指定についてはご希望に沿えない場合があります。

5.参考

 

6.申し込みについて

国際交流プログラムへの申込をされる学校は、各プログラムの専用申込用紙(Excelファイル)をダウンロード頂き、必要事項を記入の上、下記のメールアドレスへEメール添付にてお申し込みください。
(電話、ファクシミリでの申込は受付けておりません)

2024年度申込用紙をダウンロード

 問い合わせ:「東京都国際交流コンシェルジュ事務局」
  TEL:03-6685-9690(平日9時-17時) FAX:03-6685-9566 

・申込書受付専用メールアドレス
  E-mail : tiec-edu@or.knt.co.jp

7.FAQ

Q:国際交流プログラムの内容について、更に詳しく知りたい
A:国際交流プログラムの内容詳細については事務局より各団体へヒアリングを行っております。 詳細についての説明を希望される際は、コーディネート事務局までお問合せください。

Q:学校の事情に合わせて実施内容を一部変更することはできますか?
A:実施内容は、各団体・機関が提供するプログラムの標準例を示しています。 実施内容の多くは、学校の事情に合わせて調整可能な部分もありますので、まずはコーディネート事務局へお問合せください。学校種や学年、取組の方針など個別の事情に応じてコーディネート事務局が学校とともに団体・機関との調整を行い、細部を決定していきます。

Q:講師謝金など、費用の支出に関する規定を確認したい
A:講師に対する謝金・交通費の支払いや、授業の実施に係る材料費等の費用の支出については、学校側での負担となります。 申込にあたっては、各校の設置者が定める支出規定を必ず確認の上、お申し込みください。