(15)NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会
(講師派遣)JICAシニア海外ボランティア経験者と
在日留学生とのペアで行う国際理解講座
1.プログラムの概要
在日留学生等とJICAシニア海外ボランティア経験者とのペアで、各国の状況(国柄、言語、食べ物、歴史、日本との関わり等)についてお話をしながら、留学生の日本における異文化体験にも触れます。同行する当会会員(JICAシニア海外ボランティア経験者)は自身のボランティア経験に基づいた話題を加味しながら、全体の流れをまとめていきます。質問の時間を十分取って、児童・生徒の理解を深めるようにします。
2.プログラムのねらい
その国に関して、そこで生活し育った留学生が直接語りかけることでそれぞれの国への理解を深めます。また日本での生活体験を紹介することにより、異文化体験を感じ取ることができます。国際社会の中での多様性と平和の大切さを学んで将来に生かしてもらいたいと思います。又、留学生の多くは英語が堪能であり、希望があれば分かりやすい英語で話してもらうことも可能です。そして、英語力は将来必ず役立つことを彼らの言葉で子供たちへ伝えてもらいます。
3.標準的な授業の流れ
基本的に以下の流れを想定しています。
①導入挨拶を通して、その国に親しみを感じるようにします。
②展開(1)
留学生による自国の紹介と日本での異文化・生活経験を話します。
JICAシニア海外ボランティアの任国での経験を伝えます。
③展開(2)
児童・生徒からの質問の時間を十分取って、その国への関心が高まるようにします。
④まとめ
感想を述べ合ってもらい、将来自分も何か国際協力ができるか考えを伝え合う。
※授業の流れ、進め方は個々の会員により異なります。
テーマなど詳細は学校の希望に基づき調整いたします。
4.実施要件
・対象:小学校、中学校、高等学校(義務教育学校、中等教育学校は相当学年)
・所要時間:基本単位:1コマ (座学45〜50分)
・対応可能人数:学級/学年/全校いずれでも可
・対応可能エリア:23区内 多摩地域 島しょ部(事前調整要)
・想定講師について:
発展途上国でのボランティア経験を有す当会会員と在日留学生等とのペアで行う授業であり、ペアリングの出来るのは約10〜15組程度です。在日の方は主に大学(院)の留学生ですが、主婦の方や働いている方も居ます。当会会員はサポート役に回ります。
・学校側で準備が必要な設備・機材:
プロジェクター、スクリーン、PC(パワーポイント)、黒板、白板 ※人数が多い場合はマイク等の音響設備
・経費:
■謝金:要(17,000円/回)
■交通費:要(実費) ※島しょ部の場合別途、宿泊交通費がかかります
・土曜授業:可能
・備考:
新宿区ならびに杉並区では、数年前から同様の出前授業を区教育委員会よりの委託事業で実施しております。両区立学校は、区教育委員会へお問い合わせください。国の指定についてはご希望に沿えない場合があります。
5.参考
参考URL:http://jicasvob.com/
6.申し込みについて
国際交流プログラムへの申込をされる学校は、各プログラムの専用申込用紙(Excelファイル)をダウンロード頂き、必要事項を記入の上、下記のメールアドレスへEメール添付にてお申し込みください。
(電話、ファクシミリでの申込は受付けておりません)
問い合わせ:「東京都国際交流コンシェルジュ事務局」
TEL:03-6685-9690(平日9時-17時) FAX:03-6685-9566
・申込書受付専用メールアドレス
E-mail : tiec-edu@or.knt.co.jp
7.FAQ
Q:国際交流プログラムの内容について、更に詳しく知りたい
A:国際交流プログラムの内容詳細については事務局より各団体へヒアリングを行っております。 詳細についての説明を希望される際は、コーディネート事務局までお問合せください。
Q:学校の事情に合わせて実施内容を一部変更することはできますか?
A:実施内容は、各団体・機関が提供するプログラムの標準例を示しています。 実施内容の多くは、学校の事情に合わせて調整可能な部分もありますので、まずはコーディネート事務局へお問合せください。 学校種や学年、取組の方針など個別の事情に応じてコーディネート事務局が学校とともに団体・機関との調整を行い、細部を決定していきます。
Q:講師謝金など、費用の支出に関する規定を確認したい
A:講師に対する謝金・交通費の支払いや、授業の実施に係る材料費等の費用の支出については、学校側での負担となります。 申込にあたっては、各校の設置者が定める支出規定を必ず確認の上、お申し込みください。